東北林道探索ツーリングの二日目は、ダート国道として有名な国道458号線を経由して、30キロを超す東北最強クラスの奥山・手代林道を目指します。
R458のダート区間はわずかに残る程度だとは聞いていましたが、実際に新しい舗装を次々と目にするたびにちょっと残念な気分に…。
そんな林道ライダーを救うかのように、葉山林道のダートが突然現れます。
葉山への登山アプローチルートようで、ピストンではあるものの大変よく整備されています。
この日は青空が広がっていたこともあり、早朝ならではのさわやかな光景を楽しむことができました。
葉山林道からしばらく進んで、ようやく最初のダート区間が出てきます。
道幅も広く完全にフラットな感じで、ダートというよりは未舗装路と言った表現の方が合ってるかも。
ただ、あっという間に舗装区間へと戻ってしまいました。
さらに進むと道幅が狭くなり、ここからは断続したダートがわずかに残るのみのようです。
銀山温泉や赤湯、小野川など、山形には単なる湯治場ともまたちがった、風情ある小さな温泉街が多いですね。
シンボルの郵便局がレトロチックな雰囲気を一段と印象づけています。
ところが、ここにきて空模様が怪しくなっています。
雲の流れが早く、スタート直後に霧雨へと変わりました。
標高が上がるにつれ、時折大きな雨粒も。
景色はまったくのぞめず、雨がこれ以上強く降らないことを願いつつ先へ進みます。
路面は比較的きれいに整備されていますが、場所によってはかなりガレているところもありました。
峠を越えると秋田県側の手代林道に入ります。
県境を境に徐々に陽も差し始めてきました。
でもって、あまりにも有名なこの直線。
路面はとても安定していてハイペースで快走できます。
里に抜けたころ、立ち止まればそこにはすでに秋の気配が…。
の、予定でしたが、、、
天気も完全に回復してきたので、
思わず、そのまま往復してしまいました(^^;
すっかり海水浴客の引けた笹川流れ。
シャッターを下ろし始めた瀬波温泉のメイン通り。
そして、日本海の夏の夕暮れを惜しみながら高速のゲートをくぐります。