このコースは、ハイキングルートを中心に山菜はもとより、草花と眺望を楽しむことに主眼がおかれています。
大半はバイクでの通行が難しいため、コースには従わず周辺に点在する観光ポイントを廻ってみました。
起点のある恵宝沢バス停から、石尊山の肩を越える風戸峠へ向かいます。
ここからふれあいの道の入口を見つけようとしたのですが、やはりそのほとんどが遊歩道となっているようでした。
探索する途中、思わぬ林道に迷い込み想定外のダート走行ができました。
あちこちに支線が走っており、別な意味でかなり興味深いエリアです。
ルート探索はここであきらめ、この地域では有名な観光名所となっている「元助(もとすけ)遺跡義士石像・義士供養塔」へ行ってみました。
駐車場から歩道を進み、荒れた竹林を抜けると石像群が現れます。
陽も暮れかかってきたので撮影も早々に、長野新幹線の安中榛名駅へ向かいます。
周囲の環境にしては、恐ろしく立派な駅ですね。
この駅の存在については、ネットでもいろいろと囁かれてるようですが…。
駅周辺は大規模開発で造成されていますが、道を一本逸れると古い集落の面影が残っています。
集落の片隅には「元助遺跡供養塔」がひっそりと建っていました。
開発が進んでいるとはいえ、このあたりでは山村風情が伺える光景にまだまだ出会えそうです。
季節外れの観光梅林を抜けて、小川にかかる古い橋の欄干で一休み。
エンジンを止めバイクを降りれば、
日没を待つ静寂のなかで、せせらぎの音だけが流れていました。
本来のゴール地点ではありませんが、このコースはこれで終わりとしました。