テレビのぶらり旅系番組に触発されて、急遽街歩きへと出かけました。
行き先は、かつて舟運で栄え今は「蔵の街」として有名な栃木県栃木市。
街の中心街には静かな下町風情が並び、そのなかにも商業都市として華やかだった時代の面影をみることができます。
繁栄の源となった巴波川(うずまがわ)。
手漕ぎ(?)の遊覧船では、船頭さんが街の歴史の解説や小唄まで披露してくれます。
その船頭さんがおすすめの、栃木市独特という焼きそば。
といっても、ジャガイモが入っているかいないかの違いしかないようですが…。
当地の財閥、岡田家。
こちらは別邸になるのでしょうか。
当主の名が町名にもなっています。
油屋伝兵衛、通称「油伝(あぶでん)」。
味噌蔵の旧家だそうです。
こんにゃく、いも、豆腐、餅などを味噌田楽でいただけます。
赤みそ加減が私好みでした。
市街地から少し足を伸ばして、車で10分ほどのところにあるカタクリの里にも寄ってみました。
二分咲きといったところでしたが、群生の満開時はきれいでしょうね。
気がつけばもう夕暮れ間近。
すでに一台しかいない駐車場に戻り、静かな里を後にしました。