東北の復興支援も兼ねて、福島へ一泊二日の林道ツーリングに出かけました。
栃木と福島の県境から南会津に広がる林道群。
すべての林道でほぼ問題なく通行でき、ダートランを満喫してきました。
ご一緒したのは今回もSundayTouringのNoryさん。
そして、福島在住のDTM(Digital Touring Magazine)管理人さん。
情報交換や道案内もしていただき、大変お世話になりました。
ただ、走っていて気になったのは林道ライダーの少ないこと。
このエリアの林道はこれまでに何度か走ったことがありますが、たいてい数台の同業者とすれ違うメジャーなルートです。
ところが、この日はたった一台だけ。
県内産の手打ち裁ちそばがご自慢の「いせや」さん。
このエリアを走ったライダーなら立ち寄ったことがある方も多いのではないでしょうか。
ご主人に伺うと、やはり今年はライダーのお客さんが少ないとか。
ライダーだけでなく団体のツアーバスが極端に減ったともこぼしていました。
宿泊したのは、旧伊南村の古町地区にある「亀屋旅館」さん。
夏休みのこの時期にもかかわらず、宿泊客は私たちのほか二人だけ。
震災、というか原発事故の影響が、遠く離れたこの山里にも確実に及んでいるのは間違いないようです。
夕飯に出していただいた鮎の塩焼き。
伊南川で釣れたばかりだそうで、香魚らしく独特の香りが最高でした。
陽の長い一日。
日没になるまでたっぷり楽しむことができるのは、夏ならではですね。
ちなみに、この二日間での放射線量は積算で2マイクロシーベルト。
ほぼ通常値といったところでしょうか。