以前にポストした「No.15 榛名山へのみち(群馬県)」で完全にスルーした、榛名山外輪山コースを歩いてみました。
本来は中腹の榛名山神社からが起点となっていますが、榛名湖畔バス停をスタートして、天神峠、氷室山、天目山、七曲峠、松の沢峠、磨墨(スルス)峠を経て、ヤセオネ峠バス停へと至る区間を通ってみます。
稜線に沿ってを進む登山道は良く整備されており、とても歩きやすくなっています。
ただ、ガイドブック等では、見晴らしの良い推奨ルートとして紹介されているものの、季節がらか期待したようなポイントはほとんどなく、個人的には少し残念でした。
唯一、予想以上に楽しめたのが、磨墨峠近くにあるスルス岩からの眺望。
はしごを使って岩に登れば、榛名富士や榛名湖はもちろん、ヤセオネから南麓にかけての視界が広がります。
「するす」は粉を挽く『臼』のことで、岩がその形に似ていることが由来となっているそうです。
磨墨峠を過ぎれば、終点のヤセオネ峠バス停までは一気に下って到着です。
下山後は湖畔にあるゆうすげ温泉で汗を流し、ちょっとした夏山登山気分を楽しめました。