前編「PowerFilm Photovoltaic Energy」のつづき。
停電やクルマのバッテリーあがりといった緊急時の電力確保には、ポータブル電源も用意しています。
この非常用電源に内蔵された鉛蓄電池の補充電にもパワーフィルムを活用しています。
ディープサイクルバッテリーなどの鉛蓄電池では過放電が致命的。
ときどき電圧をチェックして健康状態を確かめます。
Infonixの『PowerCombo PG-421SP』。
非常時における、ラジオ、懐中電灯、エネループなどへの電力供給がおもな目的です。
もちろん、クルマの救援やエアーポンプなど屋外作業時の補助電源にも使用。
もう一台、セルスター工業の『PD-350』。
こちらは停電時における通信環境の維持と室内照明用。
光回線ではモデムとルータへの電力供給が不可欠。
基地局や接続事業者次第ではあるものの、電話とネットを使える可能性が高まります。
いずれも、使ったり自然放電した分は『Foldable Solar Charger + RA-9(充電コントローラ)』で補うことにしています。
そんなわけで、お天気の良い日には物干し竿に洗濯物とパワーフィルムがならぶことに…。